びざん便り６月７日

『歩き遍路の必需品「地図」②』

歩き遍路は約４０日間・１２００㎞歩く、気力・体力が必要。
時たま道を間違え落胆するが、これも修行。

必需品の『地図』は、へんろみち保存協力会の発行。
特色は、遍路道の主要分岐点などにある『道しるべ』。

『地図』は、概ね三年毎に改訂版が発行され、
この間の最新情報は、同会のHPで、掲載される。

この『地図』と『道しるべ』が的確にリンクし、その数、
凡そ一万、これを頼りに歩けば、間違える事は少ない。

注意する必要があるのは「四国の道」、石の標示柱。
名所旧跡も案内しているため遍路には遠回りの個所がある。

『道しるべ』が、「遍路の修業・醍醐味を損ねている」、
との声もあるが、お遍路の強い味方であると思う。