2011年9月30日金曜日

びざん便り9月30日

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『慌てん坊の桜と稲木架け』

眉山山頂は高曇り、晴れそうな気配。
台風の影響か、何本かの「慌てん坊の桜」が咲く。

昨日、吉野川付近の「やそうみち」を自転車で調査。
土地の古老の方に、往時の遍路道の様子等を聞いた。

田圃は稲が刈られ、今では珍しい、「稲木架け」が一田圃。
外側に約6 割、内側に約4 割と稲藁を分け掛ける。
三本足がバランスが悪いと台風の大風で倒れる。

関東では「榛の木」に稲木を横に渡し、稲を架けた。
懐かしい風景と稲わらで炒った「あられ」の味を思い出す。

四国三郎橋から、いつもとは異なる眉山を眺め、帰路に着く。







2011年9月29日木曜日

びざん便り9月29日

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『万年山墓所修復工事スタート』

眉山山頂は快晴、電波塔が朝日に輝く。
気の早い木々の葉は、色づき始めている。

今年度の国史跡蜂須賀家万年山墓所の保存整備事業が、
上部から順次整備され、26年度まで実施される。

道沿いの石の囲い等が崩れているのが分かる。
散策道が工事用車両の搬入路になり、
石の階段が砂利で覆われている。

青石の階段が作る風情が見られるのは少し先になる。




2011年9月28日水曜日

びざん便り9月28日

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『2万5千分の1の 地形図』

夏を思わせる日差しが射す。眉山が少し霞むが、吹く風は秋風。
歩き遍路や街中散策に欠かせないのが地図。

大分使った「昭文社」の地図、折り目が切れてきた。
徳島駅前にある「そごう」、に紀伊國屋書店がある。

国土地理院の地形図「徳島」「板東」「大寺」を購入。
グーグルも素晴らしいが、地形図は捨て難い。

PCでいつでも見られる地図閲覧サービスが便利。
しかし、時として紙ベースのものが必要になる。

当ブログで紹介した「南海フェリー」や「やそうみち」、
そして「眉山遊歩道」を記載し、希望のお遍路さんに準備する。

国土地理院の地図検索のHP、ご自宅付近等をご覧ください。






2011年9月27日火曜日

びざん便り9月27日

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『幸福が飛んでくる 胡蝶蘭』

素晴らしい青空、快適に眉山に登る。
昨日、霞んでいた四国三郎橋も朝日で輝く。

所々に秋の花、コスモスが咲いている。
青空にも黄昏時にもよく似合う秋の花。

二か月楽しませてくれた、「胡蝶蘭」も一輪。
大切の管理すれば、4か月後、花を咲かせる。

花言葉「幸福が飛んでくる」も素晴らしい。




2011年9月26日月曜日

びざん便り9月26日

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『四国三郎 隅瀬の渡し』

早朝の眉山は小雨、午後は雨も止み曇り空。
一昨日歩いた、斜張橋の四国三郎橋が霞んでいる。

この吉野川は別名「四国三郎」、利根川が「坂東太郎」
筑後川が「筑紫次郎」、往時の人は豊かな発想を持つ。

江戸末期から昭和初期までは、渡し船が重要な交通機関。
「隅瀬の渡し」を、多くのお遍路さんが渡った。

途中、何人かの土地の方に伺った。
いまでも、お遍路さんが歩いているそうである。

そのほとんどが、新しくできた県道41号線。
旧「やそうみち(大麻街道)」を、歩く人は少ないとの事。

地福寺裏の、旧道の道しるべが、往時を偲ばせる。




2011年9月25日日曜日

びざん便り9月25日

 
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『大漁旗の とくしまグルメフェスタ』

毛布を屋上に干し、タオルケットと交換作業、眉山も秋。
朝市も果物が豊富に出回る、野菜は台風被害で少ない。

新町川水際公園の「とくしまグルメフェスタ」の出かける。
津田漁港や日和佐漁港で取れたばかりの魚を、
大漁旗の下で、水槽から取り出し、活き締めして販売。

燻製や干物をその場で炭火で焼き食べられる。勿論ビールもある。
今夜の酒肴は、太刀魚とカマスの一夜干し、秋の夜長である。






























2011年9月24日土曜日

びざん便り9月24日

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『こだわりの歩き遍路 「やそうみち」の紹介』

江戸時代、徳島に船で渡り、伊予街道(国道192号線)西に向かう。
佐古五番町から北に向かい、『やそうみち「大麻街道」』を歩く。

早朝、宿を立ち、1番霊山寺まで約10kmを歩く。
途中、田宮川・鮎喰川・飯尾川・吉野川・正法寺川・旧吉野川を渡る。

昭和の初期まで、吉野川を渡るのは「渡し船」、碑が時代を刻む。
江戸時代の石の道しるべが幾つか残り、往時を偲ばせる。

旧大麻街道にある『地福寺』は通称ぽっくり寺、今日は法話の日。
徳島駅からタクシーでお参りに見えられるとのこと。

旧撫養街道にある『十輪寺』は、弘法大師が僧を集め88ヶ所の『談義所』。
1番霊山寺まで、宿びざんから約10km2時間半の道程。

1番札所から88番札所、更に1番札所へ、これで円が完結。
南海フェリーで徳島から和歌山に、そして高野山へ。

高野山へは、九度山駅から歩いて高野山に、更に熊野古道へと繋がる。








2011年9月23日金曜日

びざん便り9月23日

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『四国遍路を全て歩く人に 南海フェリー』

今朝早く南海フェリーまで歩く。季節が入れ替った様相。
江戸時代、船で徳島港に、船番所で往来手形の改め。
本州から南海フェリーを利用した、往時を偲ぶルートを紹介。

船を下り、乗船口近くの遍路用品で旅装を整えることも可能。
目指すは眉山の方角。駐車場から西の方角に見える。

約1㎞で末広大橋、これからは新町川沿いを進む。
歩道が整備されウオーキングの人が多い。

約4㎞、眉山を左前方に見ながら「佐古大橋」まで。
ここから、徳島城鷲の門を起点に西へ伸びる伊予街道へ。

矢三道の入り口、佐古五番町が『宿びさん』。
フェリーから宿まで約6km1時間半の道程。

このコースを辿れば、四国88ケ所は全て歩くことが出来る。
1番霊山寺までの道程も、機会を見て紹介する。










2011年9月22日木曜日

びざん便り9月22日

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『芙蓉と彼岸花』

今朝の眉山山頂は、長袖一枚では肌寒い。
雲の切れ間があり、晴れそうね気配。

途中の山道は、土が所々、削り取られれている。
山頂付近は、一部交通止め、雨台風がようやく去った。

彼岸に入り、天候も少し落ち着いてほしい。
近くの線路沿いで、芙蓉と彼岸花が咲いている。

曼珠沙華は、その毒を利用し田の畔にモグラ除けで植えたとか。
飢饉の際には非常食とのこと、鮮やかに彩る。




2011年9月21日水曜日

びざん便り9月21日

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『台風15号  部屋の消臭』

午前8時、徳島市は風雨が弱まり、黒い雲が少し明るくなる。
これから、近畿・東海・関東から東北・北海道に向かう。
進路にあたる地域に、災害がないことを祈る。

一日中、建物を締め切っていたため、臭いがこもる。
土佐備長炭を竹かごに入れ、10カ所ほど置いてあるが、
建物は、適度の風通しが必要である。

竹かごに入れた備長炭、斜めになり壁のクロス等が黒くなる。
体裁はあまり良くないが、牛乳パックに差して立てる。

孟宗竹の輪切りが良いのでは、と考えたが作るのが大変。
これで代用することにする。



2011年9月20日火曜日

びざん便り9月20日

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『阿波おどり会館の紹介』

台風の影響で強い雨が降ったり止んだり。
徳島に近づくのは、明日21日昼ごろ。
被災地に、更なる被害のないことを祈る。

昨日午前中、阿波おどり会館に行ってきた。
『阿波おどり会館』は、徳島駅から南西に徒歩約10分。

五階が眉山ロープウェーの山麓駅。
前の広場には、踊り子の笠を模った「へんろ小屋」がある。

二階の阿波おどりホールでは、
一年中「踊る阿呆に見る阿呆」が体験できる。

昼のおどりは、会館の専属連。
夜のおどりは、33の有名連が交替で毎日おどる。

体験コーナーがあり、踊らにゃソンソン、と、
毎日、阿波おどりが繰り広げられている。