『江戸時代の遍路道、やそう道』
素晴らしい眉山の眺め、雲一つない青空である。
一番霊山寺の方角の山々も日に映えて輝く。
その昔、船で徳島に着いたお遍路さんが、一番札所に行く道は、
我が宿から北に向かう「矢三道(やそうみち)」を歩く。
今朝、発たれた方は、この道を調査しながら歩いて行かれる。
色々と教えていただいた。同氏が宿の「雑記帳」にこんな一文を残してくれた。
この宿は、
真念さんが『「四国遍路道指南」で書いている「さこ九丁目右へ行、やそう川・・・
大河舟渡し、かわさき村、ばんどう村」』とある道です。
今は誰も、へんろは歩いていませんが、この道に沿い、札所へ行きます。
歩き遍路のスタートである。無事に結願されますように。
素晴らし場所に宿を開かせていただいた。感謝。
同氏の『誰も歩かなくなった「遍路道」』から、撮影し掲載させていただく。
「四国邊路道指南」(早稲田大学図書館蔵)複写
絵図「偏札絵図に見る遍路道と川」(周英 四国へんろみち志るべ)複写
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