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『眉山の眉根と眉尻』
台風15号の影響だろうか、雲が東から西に流れる。
上空はきれいに晴れ渡り、眉山の稜線がクッキリしている。
山を眺めると、稜線は眉尻が少し上がる形をしている。
眉根が277m、眉尻が290mバランスの良い流れである。
「眉さきの作り出しをほのかにうすくして、眉じりにてすこしこく引たるよし」
と言うそうである、眉山の稜線はそんな形に見えてくる。
眉尻が下がりきった西の方角が焼山寺方面、朝日に輝く。
北の大麻山も快晴、大麻山の登り口が1番札所霊山寺である。
さて、ツバメ夫婦は夜になると、三階の定位置に帰る。
二階の巣の、そして一階のつぶやきボードも変化なし。
ここのところ、宿の前の遍路道を歩かれる人を見かけない。
台風15号の進路が気になるここ二・三日、変化がないことを祈る。
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